何度も繰り返してわたしたちを悩ませる細菌性膣炎。
自覚している人なら分かるように、あの魚が腐ったような生臭いニオイを、男性はどのように思っているのでしょうか?
細菌性膣炎の彼女を持った男性に、詳しくインタビューした結果をご紹介します。
目次
男性の「細菌性膣炎」へのイメージ
男性の「おりもの」へのイメージ
まず、男性の間で細菌性膣炎はどのくらい認知されているのでしょうか?
クンニリングスをしようと彼女の脚を開いたら、女性器から白く濁った粘性の高い「おりもの」や、チーズのような白いカスが出て来ることがあります。
これらは、正常な場合でも膣内の老廃物や細菌の死骸などが含まれており、強いニオイを発することがあります。
男性の約9割が、これらのおりものを拭き取ってからクンニを始めます。
なんかヤバイ「細菌性膣炎」のニオイ
多くの男性にリサーチをしてみると「始めは何のニオイだか分からなかった」という意見が多いのも細菌性膣炎の特徴です。
なぜなら、細菌性膣炎のおりもののニオイは生ゴミのニオイとよく似ているため、はじめは「なんか今日は生ゴミのニオイが漂ってくるな」程度に思っているのです。
ですが、何度かセックスを繰り返す度に「このニオイはセックスの度に臭ってくるな。彼女のアソコのニオイかっ!」ということになります。
ですが細菌性膣炎の場合は、そのニオイが不快であるのと同時に、生ゴミの中に男性器を入れているような感覚になるため、セックス自体に不快感を持つようになります。
彼女が細菌性膣炎だと気づいたときの気持ち
細菌性膣炎に気づくタイミング
わたしたち女性が細菌性膣炎のニオイに気づくタイミングは、トイレでニオイが上がってきたときや、下着を脱いだときに下着についた「おりもの」のニオイを嗅いだときなどが多いでしょう。
では、男性はいつ細菌性膣炎のニオイに気づくのでしょうか?
クンニリングスでは気づきにくい
実は、多くの女の子が気にしているように、クンニリングスで細菌性膣炎のニオイに気づく男性はそう多くはありません。
なぜなら正常な場合でも、程度の差こそあれ女性器周辺からは多少のニオイがありますので、あまり気にならないのです。
ですが、一度細菌性膣炎であることを知ってしまうと、次からはクンニをすることに抵抗を持つようになります。
細菌性膣炎に気づくのは挿入後
多くの男性に確認したところ、細菌性膣炎に気づくタイミングは「挿入後」という答えが返ってきます。
このことから、細菌性膣炎のニオイは、挿入後に男性器によって膣内が掻き回されることによって周囲に出始めるということが分かります。
特に特徴的なのが、後背位(バック)や屈曲位(正常位から男性が身体を起こして女性の脚を肩にかける体位)など、女性器の真上に男性の頭(鼻)がくる体位のときに気づきやすいようです。
つまり、細菌性膣炎のニオイは、上に向かって広がりやすいということになります。
細菌性膣炎に対する男性の悩み
いつもニオイが強いわけではない
細菌性膣炎のニオイは、女の子のその日の体調によって大きく違ってきます。
そのため、男性にとっては「今日は大丈夫かな?」という不安を抱えながらエッチを始めることになります。
本来楽しみであるはずの「彼女とのエッチ」に不安な要素があることは、男性にとって大きな負担になってしまいます。
細菌性膣炎が原因でED(勃起不全)になってしまうこともあります。
彼女に言い出しにくい
デリケートゾーンのニオイは、ただでさえデリケートな問題のため、彼女には言い出しにくいものです。
さらに、耐えられないほど臭い日もあれば、そうでもない日もあったり、症状が安定していない場合はなおさらです。
「細菌性膣炎」が原因のトラブル
男性ができる解決策が原因のトラブル
クンニをしなくなる
スソワキガのニオイは、男性には「強い体臭」と感じられています。そのため、ニオイを我慢してクンニリングスをすることができます。
ですが、細菌性膣炎の魚の腐った生ゴミのようなニオイは「舐めたらヤバそうなニオイ」として感じます。そのため、一度細菌性膣炎のニオイを嗅いでしまうと、たとえニオイが出ていないときでも、口をつけるのに抵抗感を持つようになります。
体位が単調になる
細菌性膣炎のニオイは、横に広がるよりも上にあがりやすい性質があるため、常に正常位の体位でセックスをしていれば、男性に細菌性膣炎のニオイが直撃することはありません。
男性は、細菌性膣炎のニオイを感じないような体位ばかりを選ぶようになり、セックスが単調になって男女ともに物足りない気持ちになります。
男性の性欲の低下
体臭の大切さ
男女がパートナーを選ぶ際に「良い人なんだけどなんだか生理的に受けつけない」そんなことってありますよね。
それは、お互いの体臭(フェロモン)を嗅ぐことによって、遺伝子レベルでの相性を判断しているからです。
相性の良い体臭は、お互いの性的興奮を高める大切な役割を果たしています。
セックスの際に体臭で不快感を感じてしまうことは、性的興奮を低下させてしまうだけでなく、脳はあなたとの相性が悪いのだと錯覚してしまうことになるのです。
セックスに嫌悪感を持つようになる
近年「潔癖症」の男性が増えていると言われています。
細菌性膣炎のニオイには「臭い」というだけでなく「汚い」というイメージがつきまといます。
長い間、ニオイを気にしながらセックスを続けていると、セックス自体が不潔な行為に感じるようになってしまいます。
ですが長期間続くと、やはりセックスレスにつながってしまう危険性があります。
細菌性膣炎女子がするべき対策とは
細菌性膣炎は誰にでもなる可能性がある
アポクリン汗腺の発達など、遺伝的な体質が大きく関係するスソワキガと違って、ストレスや睡眠不足などが原因で起こることもある細菌性膣炎は、女性なら誰にでも起こり得る症状です。
そのため、常に「おりもの」のニオイに注意を払っておく必要があります。
関連記事:おりものの臭いをチェックする習慣を
専用のケア用品を使う
なるべくお金をかけないで治したいと思うのはみんな同じ。
細菌性膣炎は誰にでも起こりやすい症状のため、手近にあるものや値段の安いもので「細菌性膣炎」が治ったという情報もネット上に溢れています。
ですが実際に試してみたら、逆に悪化したという報告がたくさんあることも事実です。
ヨーグルトなどの食品を利用する方法
ヨーグルトなどの食品を利用する方法は、衛生面にしっかりと注意を払う必要があります。
ですが、衛生面への配慮がおざなりになりやすく準備に手間がかかるために、継続してケアをすることが難しいことから、結果的に症状を悪化させてしまうことが多いようです。
殺菌効果のある製品を塗る
細菌では「ソンバーユが細菌性膣炎に良い」という情報をよく見かけますが、そもそも細菌性膣炎はデリケートゾーンの表面を清潔にして整えることでは間接的にしか改善されません。
また、その情報を鵜呑みにして膣の内部に塗ったりすると、悪玉菌を殺菌する役割を持つ菌まで殺菌してしまうことになり、症状を悪化させてしまいます。
そのため、日々のチェックと正しいお手入れが大切です。
毎日自分の体調やおりものの状態をチェックして、おかしなニオイが出ているようなら専用のケア用品でケアをすることが、何度も繰り返す細菌性膣炎から開放される一番の近道です。
細菌性膣炎にお勧めのケア用品
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