日本においてはまだまだ浸透していない、VIOラインのむだ毛処理。
処理の仕方が分からず、炎症や埋没毛、黒ずみなどの肌トラブルが絶えません。
せっかく処理をしたのに、地肌が荒れていたり、黒ずんでいたりしては意味がありません。今回は、VIOラインの正しいお手入れの仕方をご紹介します。
VIOラインの処理事情
わきが臭の原因となるアポクリン汗腺が日本人よりも多い欧米の女性は、デリケートゾーンの臭いの軽減と衛生面のケアにとても気をつかっています。そのため、アンダーヘアを全て処理する「ハイジニーナ」が一般的となっていますが、日本の女性の状況はどうなのでしょうか?
次のグラフは「VIOラインのお手入れ」についてのアンケート結果をグラフにしたものです。
このように、アンダーヘアの処理を全くしていない女性が48%と、全体の約半数を占めています。
水着を着る機会が増える夏のみ処理をする女性も多く、一番手軽にできるカミソリで整える方法が主流となっていますが、炎症や黒ずみなどのトラブルに悩まされている女性も少なくありません。
周りにアンダーヘアがあると気づきにくいですが、間違った処理方法は確実にVIOラインの皮膚に悪影響を与えていますので、注意が必要です。
処理方法別のメリット、デメリット
では、VIOラインはどのような方法で処理するのが良いのでしょうか。VIOライン(アンダーヘア)のお手入れは、「自分で剃毛、脱毛するセルフ処理」と「皮膚科や脱毛サロンで処理をしてもらう方法」の2つに分かれます。それぞれにメリット、デメリットがありますので、確認してみましょう。
セルフ処理
カミソリや電気シェーバーで剃毛する
オススメ度:
メリット
初めてでも比較的簡単にできる
時間を掛けずに広範囲を処理できる
デメリット
カットした毛先が鋭利になるため、伸びてくるとチクチクする
肌への負担が大きく、炎症(カミソリ負け)が起きやすい
ツルツルの状態を維持するには、こまめなお手入れが必要
カミソリによる刺激を繰り返すと、色素沈着(黒ずみ)の原因になる
カミソリで剃毛する場合は、剃毛の前後に十分な準備とケアが必須です。
毛抜きや脱毛ワックスで脱毛する
オススメ度:
メリット
次の毛が生えてくるまで処理しなくて良いので処理間隔が長い
処理後は毛が伸びるのではなく、新しい毛が生えてくるのでチクチクしにくい
デメリット
VIOラインは、毛を抜く際の痛みが特に大きい
毛抜きの場合は非常に時間が掛かる
皮膚への負担が大きく、炎症や埋没毛になりやすい
カミソリと同様に色素沈着の原因になる
脱毛ワックスは、デリケートなVIOラインには向いていません。
除毛クリームで処理する
オススメ度:
メリット
広範囲を一度に処理しやすい
表面の毛を溶かすので抜く痛みがない
デメリット
刺激が強い薬剤のため、皮膚に与えるダメージが大きい
粘膜には使用できないため、触れないように細心の注意が必要
アンダーヘアのような硬くて太い毛には向いていない
カミソリと同様にこまめなお手入れが必要
除毛クリームは、デリケートなVIOラインには向いていません。
クリニック、脱毛サロンでの脱毛
ニードル式脱毛
毛穴に電子針を差し込んで電気を流し、毛根の毛母細胞を焼いて脱毛する方法です。
オススメ度:
メリット
半永久的に脱毛することができる
色素沈着した部分も脱毛することができる
デメリット
料金が高額(1本単位 or 1分単位)
肌への負担が大きく、非常に痛みが大きい
施術時間もエステティシャンの技術力に左右される
ニードル式脱毛法は、デメリットが多く旧式の脱毛法となっています。
医療レーザー脱毛
高出力のレーザーを肌の表面に当てて、毛根の毛母細胞を焼いて脱毛する方法です。
オススメ度:
メリット
半永久的に脱毛することができる
ニードル式脱毛より痛みが少ない
デメリット
料金が高額
肌への負担が大きく、やけどやシミなどの肌トラブルが起こる可能性あり
医療レーザー脱毛は永久脱毛としてニードル式より一般的になっています。
光脱毛
メラニン色素に反応する特殊な光を肌の表面に当てて、毛根にダメージを与えて制毛する方法です。
オススメ度:
メリット
料金が低額
肌への負担が少なく、他の施術方法と比べて痛みが少ない
デメリット
徐々に効果が現れるため、他の施術方法と比べ効果が出るまでに通う回数が多い
日焼けや黒ずみが強い場合は、効果が出にくい場合がある
永久脱毛ではないため、およそ2ヶ月〜4ヶ月に1度の施術が必要
光脱毛は、永久脱毛ではなく不再生脱毛に分類される脱毛方法です。
オススメのセルフ処理方法
現時点でもっともお勧めできるVIOラインのむだ毛の処理は、永久脱毛ではありませんが、他の脱毛法に比べ低額で行えて、お肌にも安心な光脱毛が最適と言えるでしょう。
ですが、毛深いVIOラインを他人に見られるのは恥ずかしい、脱毛サロンに通う時間を作るのが難しいという人は、どうすれば良いのでしょうか。
電気シェーバーによるVIOのむだ毛処理
VIOのむだ毛のセルフ処理の場合、毛抜き、脱毛ワックスを問わず脱毛を選ぶのは、お肌に対するリスクが多いと言えます。そのため、カミソリで剃毛する方法が最適と言えます。
直接肌に刃を当てるT字カミソリより、電気シェーバーがお勧めです。
電気シェーバーによる処理の仕方
あらかじめ下着や水着を着用し、処理する場所を把握しておきます。Vラインの形の目安となる「アンダースタイルガイド」も販売されています。
Vラインの形の参考:ハイジニーナは男性に不評?VIOラインの処理事情
電気シェーバーで処理しやすいように、事前に処理する部分の毛をハサミで短くカットしておきます。
電気シェーバーの刃は直接お肌に当たりにくくなっていますが、VIOラインのお肌の保護のために、ワセリンやプレシェーブローションなどを薄く塗って保護します。
蒸しタオルを当てて毛を柔らかくした後、電気シェーバーで処理していきます。一度に処理しようと押しつけたりせずに、やさしく処理するように心掛けましょう。
毛を残す部分を、中心が一番長くなるように整えると自然な仕上がりになります。ヒートカッターを使うと毛先が丸くなり、チクチクや下着から突きだしてしまうのを防げます。
電気シェーバーによってお肌が傷ついている可能性がありますので、処理後はもう一度ワセリンやアフターシェーブローションを塗って保護します。
また、男性は女の子のふわふわの柔らかいアンダーヘアに癒しを感じています。剛毛の場合は毛質のケアもしっかりと行いましょう。
オススメのケアグッズ
無添加・低刺激にこだわった美白成分3種と保湿、透明感、エイジングケアのための天然由来成分11種を贅沢に配合した、ビキニラインにも安心して使える薬用美白エッセンス。
熱によるヒートカット方式で毛先を丸くカットする、大人気『VライントリマーLCオリジナル』と、アンダーヘアをしなやかにまとめるトリートメント『シナヤカウォッシュ』のお得セットです。
デリケートゾーン(Iライン)とお尻周辺(Oライン)のムダ毛を手軽にケアできる『Iラインシェーバー』Tバックや水着を着たとき、ラブタイムのときのエチケットとしてオススメです。
オススメの脱毛方法
女性専用サロン「ミュゼプラチナム」
VIOラインの脱毛は、自分で行うと炎症や黒ずみ、埋没毛などのトラブルになりやすく、処理がとても難しい場所です。そのため、プロに任せることをお勧めします。
はじめて脱毛サロンをご利用される方は、ミュゼプラチナムがお勧めです。
ミュゼプラチナムの特徴
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サロンスタッフは全員女性の女性専用サロン。また、ムリな勧誘がなく、希望するコースのみを安心して受けることが出来ます。
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