セックスレスなのにオナニーをする彼の心理

ヒステリックな女性同棲や結婚をして一緒に生活していると、彼のオナニーの痕跡や行為自体を目撃してしまうことってありますよね。
「わたしがいるのになんで!?」
セックスレスの状態が続いていると、余計に訳が分からなくなってしまいます。そんな悩みを抱える女性のために、男性のオナニーについて考えてみましょう。

男性にとってのオナニーとは

釈然としない女性

男性のオナニーの目的

オナニー(マスターベーション)とは、手や道具などを使って自分の性器や性感帯を刺激して性的快感を得る行為です。自慰行為とも言い、一般にセックスの代替行為として認識されています。

そのため「わたしという相手がいるのに、なんでオナニーなんてするの?」という疑問を持つのは当然です。まして、セックスレス状態の彼がオナニーをしていたなんて知ったら、悲しいというより怒りすら湧いてきますよね。

ですが、次のアンケート調査を見ると分かるように、男性のオナニーは、単なる性欲処理のためだけにしているわけではないことが分かります。

Q.オナニーしたくなるのはどんな時?
 

オナニーしたくなるのはどんな時?という質問に対する回答を分類すると、次のようになります。

性欲処理
・3日以上SEXをしていない時
・エッチなことを想像してムラムラした時
・綺麗な女性を見た時

気分転換
・イライラしたとき
・ストレスがたまった時
・疲れてる時

習慣
・1人になった時
・早朝、起きがけです
・夜になるとしたくなる
・何もすることがなく、ヒマな時。ふと気付いた時

このように、男性がオナニーをする理由は、性欲処理としてだけでなく、気分転換や性欲に関わらず習慣になっていることが分かります。

また、オナニーの頻度については、多い順に週2回、週3回、週1回、1日1回となっています。

それぞれのオナニーの理由
性欲処理としてのオナニー
 

ほとんどの男性は第二次性徴を迎える小学校高学年から中学生の頃に、急速に性的関心が高まってオナニーを覚えます。この頃のオナニーは自我の形成に関わるほか、射精のタイミングをコントロールする方法を身につけるなど、セックスの予行演習としての重要な役割を果たしています。

 もちろん、セックスをする相手がいない時の性欲処理の役割もあります。

気分転換のためのオナニー
 

気分がモヤモヤしている時や、勉強に集中出来ない時、疲れている時などにオナニーをすると、気分がスッキリして元気が出る効果があり、その後の作業で集中力が高まると言われています。

 性欲と関係なく気持ちを切り替えるスイッチとしてオナニーをしています。

習慣になっているオナニー
 

朝起きた時にオナニーをすると目が覚める、または夜寝る前にオナニーをすると寝付きが良くなるなど、オナニーが生活の一部に組み込まれている男性もいます。

 精巣に溜まった精子を定期的に放出するという役割もあります。

オナニーとセックスは別物?

男性の「オナニーとセックスは別物」という言葉をよく聞きますよね。でも、オナニーをするときはアダルトビデオなどを観ながらしているので、結局性欲の高まりを処理しているように感じます。本当のところはどうなのでしょうか。

男性のオナニーエピソード
 

両方とも奥さんや彼女とセックスレスではない男性のお話です。この話を聞くと、男性にとってオナニーは性欲のためだけではない特別な意味があるように思えます。

 今日は嫁がいないから、ネットでAV観ながら3回もオナニーしちゃった。

このエピソードから、奥さんとのセックスとは別にオナニーをしたい願望があるけれども、普段は奥さんの手前我慢していることが分かります。

 妻とセックスをしたあとに、寝ている妻の横でオナニーをした。

この方は、奥さんとのセックスでしっかりと射精をしてオーガズムを迎えていますので、物足りなさを埋めるためにオナニーをしているわけではなさそうです。

セックスとオナニーの違い
 

実際のセックスは、相手がいる行為ですので自分だけが気持ち良くなれば良いというわけにはいきません。自分で一番気持ち良いところを刺激して、自分が好きなときに絶頂を迎えることができるオナニーは、単純な快感だけで言えばセックスを上回ることがあります。

このことは、彼とのセックスではイケないけれども、オナニーならばイケることが多い女性にも理解できますね。

また、自分でもオナニーをやめたい、オナニーの回数を減らしたいと思っていても、オナニーをやめる事ができないオナニー依存症の男性も多いようです。(「オナ禁」というキーワードで検索すると、オナニー依存症の男性の悩みがつづられています)

ED(勃起不全)の原因にもなるオナニー

刺激が強すぎるオナニーがEDの原因に

自分の快感のツボを知り尽くしているオナニーによる刺激には、女性がする愛撫は到底かないません。また、オナニーを続けるうちに男性器を握る力が強くなる傾向にあることから、女性の膣圧では快感を得られなくなり、途中で萎えてしまうEDの原因になることがあります。

オナニーでは射精できるけれど、女性の膣では射精できなくなる症状のことを「膣内射精障害」と言い、こちらもEDと同じくらい深刻な症状です。

視覚的刺激が強すぎるオナニーもEDの原因に

現在のアダルト動画は、アイドルのようにかわいい女の子から熟女までたくさんの女優さんがいて、コスプレやSM、盗撮など、マニアックなジャンルに特化した作品も多く配信されています。

そういったアダルト動画を観ながらオナニーをすることに慣れてしまうと、彼女や奥さんとの普通のセックスでは刺激が足らず、興奮できなくなってEDになってしまうことがあります。

彼のオナニーはセックスレスの原因ではありません

彼が隠しているアダルトDVDを見つけたり、ふと目を覚ましたときに彼がオナニーをしているところを目撃してしまうと「わたしじゃ満足できないの?」「こんなことしてるから私とエッチしてくれないんだ」と思うのは間違いです。

今までみてきたように、男性にとってセックスとオナニーは別物。男性はパートナーと定期的にエッチをしていてもオナニーをしたいと思うし、オナニーをしたからと言ってセックスをしたくなくなるわけではありません。

セックスレスの原因
パートナーのデリケートゾーンの臭い
 

選択肢を選んでもらったり回答を記入してもらう時間をかけないアンケートでは、なかなか出てこない答えですが、セックスレスやセックスに淡泊な男性の話を長く聞いていくと、その理由で一番多いのが「パートナーのデリケートゾーンの臭い」です。

女性の場合、大好きな彼がひどい「わきが」であったり「いびき」が大きかったとしても、平気で横で眠ることができたりします。そして、いったん彼に対する気持ちが冷めると急に気になりだしたり。経験がある方も多いと思います。

ですが、男性はいくら相手が大好きな彼女であっても「臭いものは臭い」と、慣れることはありません。この場合、セックスは男性にとって苦行となっていると言っても良いでしょう。そして、場所が場所だけに言いづらく、セックスレスになってしまうのです。

あなたの方からどんなにアプローチしてもかたくなに拒否する場合は、この原因を疑ってみる必要があります。

デリケートゾーンの臭いケア用品をご紹介:
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男性のED(勃起不全)
 

日常生活でのストレスの増大や、食生活や生活習慣の変化から、比較的若い年代からセックスに必要な勃起力を維持できないEDの男性が増えています。

現在ではED治療薬や精力剤、サプリメントなど、EDの改善のために様々な方法がありますが、まだまだアンダーグラウンドなイメージがあり、使用をためらう男性も多いようです。

また、勃起出来ないことは男性にとってとても情けないことであり、その姿をパートナーに見られたくないという気持ちを強く持っています。そのため、セックスを避けるようになり、セックスレスになってしまいます。

パートナーとのセックスに飽きた
 

男性が女性に強くセックスを求めるときは、その女性を自分のものにしたいという強い欲求が働いています。お付き合いが長くなるにつれて、その支配欲が満足されて安心感に変わると、セックスをしたいという欲求は減少していきます。

 決してあなたへの愛情が冷めたことを意味するわけではありません。

ワンポイントアドバイス
もともと性的刺激に飽きやすい男性は、同じパートナーとの同じシチュエーションのセックスでは、すぐに飽きてしまいます。ですから、少しずつ彼の好み通りにエッチになっていくあなたを見せることも大切です。エッチのあとに、彼の好きな下着を聞いて「次はそういうの買ってみるね」とか「今度はあの体位をやってみよう」とういう風に、彼を飽きさせないようにしましょう。

特に子供ができにくいときに子づくりのためにする、義務感をともなったセックスを苦痛に感じている男性はたくさんいます。男性は「自分がやりたいときにやる」のが好きなのであって、義務や求められてするセックスは面倒臭いと感じてしまうものなのです。

あなたの方から「なんでエッチしてくれないの?」「エッチしようよ」と訴えても、かえって煙たがられてしまいます。セックスレスの解消には、男性が自発的にセックスを求めるようになるように工夫する必要があります。

【男性アンケート】デリケートゾーンの臭いについて

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