お肌のシミや黒ずみの原因に、紫外線が大きく関わっていることは、もはや常識ですよね。
では、紫外線を直接浴びていないはずのデリケートゾーンが、何で黒ずんでしまうの?
もちろん、下着や衣類、生理用品などの摩擦や圧迫は大きな原因になりますが、紫外線も無関係ではないのです。
一般的なデリケートゾーンの黒ずみの原因
お肌のシミや黒ずみの原因
デリケートゾーンのお肌も、顔や他の部分と同じ原因でシミや黒ずみが発生します。
つまり、デリケートゾーンの黒ずみも、基本的にはお肌を外部の刺激から守るための、身体の防御反応です。
女性ホルモンによる影響
初潮を迎えて女性ホルモンの分泌が増加すると、Iラインに色素沈着が見られるようになります。妊娠したときに起こる「リビド着色」も同様で、大切な生殖器官を守るための身体の反応です。
摩擦や圧迫
デリケートゾーン、特にビキニラインは、下着や衣類などの摩擦や圧迫にさらされています。
また、お風呂で洗うときにゴシゴシこすってしまったり、刺激の強いボディソープの成分が刺激になることもあります。
参考記事:PEACH JOHN(ピーチジョン)デリケートウォッシュオイル
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紫外線
そして最後に紫外線です。
太陽から届く紫外線はとても波長の短い光のため、お肌の奥の真皮層にまで侵入してしまいます。お肌に蓄積されていくことで、お肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こします。
これを防ぐために、メラニン色素を生成して紫外線を遮断する身体の働きによって、お肌の黒ずみが発生します。
「日焼け」が最も分かりやすい例ですね。
紫外線とデリケートゾーンの黒ずみ
間接的な紫外線の影響
身体の他の部分よりもお肌の層が薄く、外部からの刺激に影響されやすいデリケートゾーンですが「下着や衣類などで包まれているため紫外線からはしっかり守られているはず!」そう思ってしまいますよね。
ですが、まだ落とし穴があったのです。
それが「目」です。
わたしたちの脳は、目で紫外線をキャッチすると「周りには紫外線がたくさんあるぞ」と、身体全体に紫外線からお肌を守るための指令を出します。
太陽光だけではない紫外線
外出するときは、日傘を差してサングラス。
これでバッチリ!
ではありません。太陽光以外にも紫外線を出しているものはたくさんあります。
- ブラックライトの光
- スーパーの野菜売り場などにある殺菌灯
- パソコンやスマホの画面
特に最近では電車に乗ったときなど、スマホの画面を長時間見続けている人も多いはずです。
そのような場合、わたしたちの脳は、紫外線からの危険信号を出し続けていることになります。
パソコンやスマホの画面の光は、あまり意識していない間に長時間私たちの顔を照らし続けています。その証拠に、顔の表面には現れていない隠れジミの量は、スマホの普及とともに増加していると言われています。
特に寝る前に長時間テレビを観ていたりスマホをいじっていると、リラックスするための副交感神経への切り替えがうまくできずに、寝つきが悪くなることがあります。
そんなあなたは、スマホの画面を見続けていることが多くありませんか?
直接的な要因よりも影響は少ないかもしれませんが、お肌の黒ずみにとって良くないことは、なるべく減らしていきましょう!