【イラストと動画で詳しく解説】リンパマッサージでバストアップ!

バストが小さいだけでなく、大き過ぎて悩んでいる人もいるほど、わたしたち女性にとって永遠の悩みであるバストの大きさ。
バストマッサージを続けているけれど、なかなか効果が感じられない。そんなあなたは、リンパの流れが悪くなっているのかもしれません。
イラストや動画を使って、バストのリンパマッサージのやり方を分かりやすく解説します。

リンパとバストアップ

リンパとは

リンパとは、一般的に血管と同じように全身に張り巡らされているリンパ管に流れているリンパ液(管内リンパ)のことを言います。また、広い意味では細胞間質液(間質リンパ)も含みます。

リンパの働き

リンパ液には、細胞内の余分な水分や老廃物、疲労物質などを取り込んで排出する役目を持っています。そのため、リンパ液を流してあげることはバストアップだけでなく、むくみの解消や疲労回復、免疫力の向上など、様々な効果を期待することができます。

リンパ節(リンパ腺)

首のつけ根や鎖骨、脇の下、腹部、脚の付け根(そけい部)、ヒザの裏などには、2mm〜3mmほどのマメ状のリンパ節が集まっています。リンパ節は、全身のリンパ管の中継地となっており、リンパ液の中に回収してきた不要な病原体などを処理する役目を持っています。

 バストアップのためには鎖骨リンパ節と腋下リンパ節をマッサージします。

バストアップへの効果

リンパとはどういうものなのかということは、お分かりいただけたでしょうか。実はこのリンパ液には、血液における心臓のような、ポンプのように勢いよく送り出す器官がありません。

リンパ液は、筋肉の動き(収縮)によって緩やかな流れが生まれています。そのため、冷えや姿勢が悪かったり、運動不足な状態が続くと、リンパ液の流れが停滞してしまうのです。

 逆にリンパ液は、マッサージによって流れを改善させやすいとも言えます。

リンパ液の流れの改善による効果

では、リンパ液の流れを改善することが、なぜバストアップに繋がるのでしょうか。リンパ液の流れが良くなることで、次のような効果があります。

  • 体内の毒素を浄化・排出するデトックス効果
  • コリやむくみ、冷えの解消
  • 代謝の促進、免疫力の向上
  • 自律神経の働きが正常に戻り、ホルモンバランスが整う
女性ホルモンの分泌促進効果
 

まず、バストが大きくなるためにはバスト内部の乳腺が発達する必要があります。そして、乳腺が発達するためには、女性ホルモンがバランス良く分泌される必要があります。

女性ホルモンは、自律神経によってコントロールされて分泌されています。ですが、この自律神経は、過度のストレスや睡眠不足などの乱れた生活習慣によって狂ってしまいやすいのです。

リンパの流れが良くなることで自律神経の働きが正常に戻り、ホルモンバランスを整えることができるため、乳腺の発達のために必要な女性ホルモンの分泌を促すことができます。そして、女性ホルモンがたくさん分泌されることで、乳腺の発達、ひいてはバストアップに繋がるのです。
血流促進効果
 

身体にとって不要な水分や老廃物、毒素などを取り込んでゆっくりと流れているリンパ液は、リンパ節によってろ過され、キレイな状態になって静脈へと戻ります。ですが、リンパ液の流れが滞っていると、老廃物がリンパ節で詰まってしまい、十分にろ過されずに静脈に戻ってしまうことになります。

そのため、血液が汚れて十分な女性ホルモンや栄養素を乳腺に届けることができなくなってしまうのです。このような状態では、いくら乳腺マッサージをしても効果を期待することはできません。

リンパの流れが良くなることで、乳腺に十分な女性ホルモンや栄養素を届けることが出来るようになり、バストアップに繋がりやすくなります。

 効果的なバストアップのためには乳腺マッサージも合わせて行いましょう。

 参考記事:【イラストと動画で詳しく解説】乳腺マッサージでバストアップ!

バストアップのためのリンパマッサージのやり方

鎖骨のリンパマッサージ

鎖骨のリンパマッサージ

鎖骨の上側のくぼみの部分を、外側の端、真ん中、内側の端の3つのポイントに分けて、外側から人差し指と中指の2本の指でコリをほぐすようにしっかりとマッサージします。これを、1箇所につき5回ずつ行います。

鎖骨のリンパマッサージの目的は、鎖骨リンパ節をほぐすことで老廃物のつまりを解消することにあります。
肋骨のリンパマッサージ

脇の下の高さに4本の指を当て、胸の中心から脇の下に向けて滑らせます。これを、片側につき3回ずつ行います。

肋骨のリンパマッサージの目的は、胸部の老廃物を腋下リンパ節へと流してあげることにあります。
鎖骨・肋骨のリンパマッサージの参考動画

 手の動きや力の入れ具合などを、動画で確認しておきましょう。

脇の下のリンパマッサージ

腋窩(えきか)リンパマッサージ ①

脇の下のくぼみに4本の指を当てて、軽く押し込んで円を描くようにマッサージします。これを片側10回ずつ行います。

腋窩(えきか)リンパマッサージ ②

脇の下のくぼみに4本の指を当てて、前側に当てた親指と挟むようにマッサージします。これを片側10回ずつ行います。

脇の下のリンパマッサージの目的は、腋下リンパ節をほぐすことで老廃物のつまりを解消することにあります。
腋窩(えきか)リンパマッサージの参考動画

 手の動きや力の入れ具合などを、動画で確認しておきましょう。

仕上げのリンパマッサージ

最後の仕上げとして、乳房の下に4本の指を当て、谷間を上がって鎖骨のリンパ節に向かって流すように指を滑らせます。

次に、鳩尾(みぞおち)から乳房の下を通って脇の下へと流すように指を滑らせます。

仕上げのリンパマッサージの目的は、乳房周りの老廃物を鎖骨リンパ節と腋下リンパ節へと流してあげることにあります。

リンパマッサージの順番

それぞれのリンパマッサージの説明は、動画に合わせるために順番が前後しています。バストアップのためのリンパマッサージをするときは、次の順番で行うと効果的です。

  1. 鎖骨のリンパマッサージ
  2. 腋下リンパマッサージ①
  3. 腋下リンパマッサージ②
  4. 肋骨のリンパマッサージ
  5. 仕上げのリンパマッサージ

リンパマッサージをする上での注意点

リンパマッサージをするタイミング

乳腺を刺激するバストアップマッサージは、血流が良くなっているときに行うのが効果的です。毎日の入浴後、お風呂上がりにこのリンパマッサージをすることを習慣づけましょう。

妊娠の可能性がある時はバストマッサージは中止する

妊娠の初期に胸をマッサージすると、子宮が収縮を起こして母子ともに危険な状態になってしまうことがあります。妊娠の可能性がある場合は、胸のマッサージを行うのやめましょう。

力を入れすぎない

バストアップしたいという思いが強いあまり、力を入れすぎたり長時間マッサージをするのは良くありません。

エステでリンパマッサージを受ける際や、テレビなどで今回と同様のリンパマッサージが紹介されているときによくあるのが「痛いのは老廃物が溜まっている証拠」と言って、マッサージを受けている芸能人が悲鳴をあげているケースがあります。

あくまでもプロの施術者によるマッサージですので、自分でマッサージをする場合は、大切な組織を痛めてしまう可能性があります。痛気持ち良い程度に抑え、力を入れすぎないようにしましょう。

リンパマッサージを行うときは、マッサージ用のオイルや保湿クリームなどをたっぷり使いましょう。お肌や組織が傷つくのを防ぐだけでなく、指の滑りを良くしてマッサージの効果を高めることができます。

乳腺マッサージと合わせて行うと効果的!
バストアップのためのリンパマッサージの目的は、自律神経を整えて女性ホルモンの分泌を高めること。そして、リンパや血液の流れを良くすることで、溜まった老廃物を排出し、女性ホルモンや栄養分が乳腺に届きやすくすることにあります。
そのため、リンパマッサージのあとに乳腺マッサージを行うことで、バストアップ効果をさらに高めることができます。

 参考記事:【イラストと動画で詳しく解説】乳腺マッサージでバストアップ!

バストの形が崩れるのを防ぎ、バストアップ効果も期待することができる、ナイトブラの使用もお勧めです。

 参考記事:「グリスター・ボリュームアップブラ」寝ている間にバストアップ!

【男性アンケート】デリケートゾーンの臭いについて

最後までお読みいただきありがとうございました

以下のソーシャルメディアボタンをタップすると、この記事を友達と共有することができます。


この記事はお役に立ちましたでしょうか?
これからもみなさんのお役に立つ情報を更新していきますので、応援よろしくお願いします。