わたしたち女性の永遠の悩みであるバストの大きさ。もちろん彼やほかの男性の目線も気になるところですが、なにより貧相なバストは多くの女性のコンプレックスとなっています。
よくマッサージをするとバストが大きくなると聞くけれど、どうやったら良いのか分からない。そんなあなたに、イラストや動画を使ってバストアップマッサージのやり方を分かりやすく解説します。
目次
バストの仕組み
バストマッサージと言っても、ただやみくもにバストを揉んでいれば良いと言うわけではありません。バストマッサージを行う前に、まずマッサージによってバストのどこを刺激するべきなのかを確認しておきましょう。
バストの内部構造
女性のバストを構成する主なものには、母乳をつくる乳腺と脂肪、乳腺と皮膚をつないでいるクーパー靭帯、大胸筋などがあります。
そして、バストの大部分を占めているのは脂肪です。つまり、バストが大きくなるということは、バスト内の脂肪(乳房内脂肪組織)が増えると言うことなのです。
バストの内部構造
バストの大きさを決める乳腺
では、バスト内の脂肪の量、つまりバストの大きさは、どのようにして決まるのでしょうか。その鍵は、乳頭(乳首)から放射状に張り巡らされている乳腺が握っています。
乳腺は乳房の中に樹木の幹のように放射状に伸びており、さらに枝分かれして乳腺葉へと続いています。そして、母乳を分泌する乳腺葉を守るために、乳腺葉の周りには脂肪がつきやすくなっているのです。
思春期のバストの発育
女性の身体は、思春期を迎えるとエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つの女性ホルモンの分泌が急激に増加します。このとき乳腺は、エストロゲンの作用によって増殖し、プロゲステロンの作用によって発達します。そして、乳腺の発達にともなって乳腺の周りに脂肪がついていくことで、乳房が大きく発達していくのです。
妊娠後のバストの変化
妊娠をしたときは、女性ホルモンがたくさん分泌されて、母乳を作る準備をするために乳腺が発達します。これによって、乳腺の周りの脂肪も大きくなるため、バストが大きくなるのです。妊娠中のバストは、3ヶ月頃から7ヶ月頃にかけて大きくなり、授乳が終わる頃まで平均2カップほどサイズが大きくなります。
乳腺が発達する要因
乳腺が発達する要因には、まず第一に思春期や妊娠時のような女性ホルモンの分泌があります。そしてもう一つ、妊娠していないときでも、乳腺を適度に刺激することで乳腺を大きく発達させることができます。
バストの内部は90%が脂肪です。そのため、食事制限のみのダイエットでは、まずバストの脂肪が落ちてしまうだけでなく、ホルモンバランスを崩しやすいために、乳痛の原因にもなってしまいますので注意が必要です。
乳腺マッサージのやり方
脇の下からデコルテにかけてのマッサージ
右の乳房
左手を右の脇の下に当て、右の乳房のふくらみに沿って左のデコルテまで指をすべらせます。力を入れすぎずにゆっくりと丁寧にマッサージします。
これを10回繰り返します。
左の乳房
左の乳房も右の乳房と同様に、右手を左の脇の下に当て、左の乳房のふくらみに沿って右のデコルテまで指をすべらせます。力を入れすぎずにゆっくりと丁寧にマッサージします。
左の乳房も同様に、これを10回繰り返します。
右の乳房のマッサージの軌跡
バスト円周マッサージ
右の乳房
まず、右側の乳房の下に右手を置き、次に同じ側の乳房の上に上下から挟み込むように左手を置きます。そして、両手を次のように同時に動かします。
- 右手はバストの下から乳房のふくらみに沿って胸の谷間に向かって動かします。(イラスト赤の矢印の動き)
- 左手は、バストの上から脇の下に向かって動かします。(イラスト青の矢印の動き)
両手で乳房の周りを反時計回りに円を描くようなイメージで動かしましょう。このときも、手に力を入れすぎないように気をつけます。
これを10回繰り返します。
左の乳房
まず、左側の乳房の下に左手を置き、次に同じ側の乳房の上に上下から挟み込むように右手を置きます。そして、両手を次のように同時に動かします。
- 左手はバストの下から乳房のふくらみに沿って胸の谷間に向かって動かします。
- 右手は、バストの上から脇の下に向かって動かします。
両手で乳房の周りを時計回りに円を描くようなイメージで動かしましょう。このときも、手に力を入れすぎないように気をつけます。
左の乳房も同様に、これを10回繰り返します。
右の乳房のマッサージの軌跡
乳腺マッサージの参考動画
手の動きや力の入れ具合などを、動画で確認しておきましょう。
乳腺マッサージをする上での注意点
バストアップマッサージをするタイミング
乳腺を刺激するバストアップマッサージは、血流が良くなっているときに行うのが効果的です。毎日の入浴後、お風呂上がりにこのバストアップマッサージをすることを習慣づけましょう。
妊娠の可能性がある時はバストマッサージは中止する
妊娠の初期に胸をマッサージすると、子宮が収縮を起こして母子ともに危険な状態になってしまうことがあります。妊娠の可能性がある場合は、胸のマッサージを行うのやめましょう。
力を入れすぎない
バストアップしたいという思いが強いあまり、力を入れすぎたり長時間マッサージをするのは良くありません。マッサージのときに力を入れすぎると、クーパー靭帯(じんたい)を損傷して伸びてしまいます。
乳腺と皮膚を繋いでいるクーパー靭帯が伸びてしまうと、胸の形が崩れたり垂れる原因になります。また、クーパー靭帯は一度伸びてしまうと元に戻すことが難しいと言われています。力の入れすぎには注意しましょう。
また、乳腺マッサージと合わせて、女性らしさをサポートするサプリメントを併用することで、さらにバストアップ効果が高まります。ハリのある上向きバストを目指して頑張りましょう!
乳腺マッサージをする前にリンパマッサージをすることで、バストアップ効果を高めることができます。
参考記事:【イラストと動画で詳しく解説】リンパマッサージでバストアップ!
乳腺マッサージと合わせて使いたいお勧めのサプリメント
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