ポリネシアンセックス。挿入に頼らないセックスとは

男性の首に腕をまわす女性お付き合いや結婚生活が長くなってくると、仲は良いのにどうしてもエッチがご無沙汰になってしまうもの。そんなにたくさんエッチしたいわけではないけれど、やっぱりエッチがないとさみしいものですよね。
そんなとき、ただ闇雲に彼を誘っても煙たがられてしまうものです。いつものセックスがマンネリ気味な二人に、今までのエッチとは全く違う、ポリネシアンセックスをご紹介します。

彼とのエッチが減ってしまう理由

仲の良いカップル

いつも仲は良いのに、気が付くと「最近エッチしてないな」と思ったことがある場合には、セックスレスになってしまう危険性があります。以前は毎日のように求めてきていたのに…。そんな彼の心の中には、どのような変化が起こっているのでしょうか?

新鮮味がない

特別な事情がないにも関わらず、1ヶ月以上セックスをしていない状態のことを、セックスレスと言います。1ヶ月なんてあっという間。そのくらい誰にでもあるんじゃないの?ついそう思ってしまいますよね。

ですが、エッチをしたくてもできなかった1ヶ月と違って、いつの間にか過ぎていた1ヶ月はまた意味が違います。

エッチの最中でも冷静な男性

男性は、エッチの最中に興奮して無我夢中で愛撫しているわけではありません。女性をより感じさせるために、愛撫をしながら冷静にその反応を観察しています。そのため、女性がいつも同じような反応をしていると、次第に興奮しなくなってしまいます。

男性は、いつも同じ反応の彼女や奥さんとのエッチでは、性的興奮を得られなくなってしまいます。このことから、男性にとって彼女や奥さんとのエッチは「お仕事エッチ」と言われるように、義務に感じていることがあります。
疲れている

男性にとってのセックスは、女性の反応を伺いながら、男性器を挿入してからのピストン運動も相当な運動量ですので、精神的にも肉体的にも大きく消耗します。

彼があなたとのエッチに新鮮な刺激を受けているときは、これらの消耗による疲れよりも性的好奇心の方が勝っていますので、どんなに疲れていてもあなたを求めてくることがあります。ですが、前述のようにあなたとのエッチを義務のように感じてしまっていると「疲れているから」とセックスを避けるようになるのです。

男性のオナニーと浮気

しばらく射精していない、いわゆる「溜まっている」とき、男性は彼女とセックスできる状態であるにも関わらず、一人でオナニーをすることがあります。これは、性的な排泄欲求や快感を得るためには、彼女のために気を遣いながら疲れるセックスをするよりも、一人で手っ取り早くオナニーをする方が楽だと思っているからです。

 男性のオナニーの参考記事:セックスレスなのにオナニーをする彼の心理

では、浮気はどうなのでしょうか?男性は、長くお付き合いをしている彼女とのデートやエッチでは、新鮮な刺激を得られなくなります。ですが、新しく知り合った女性との初めてのデートやエッチは、強烈に新鮮な性的刺激になります。

男性は、オナニーによって肉体的な刺激を、浮気によって新鮮な性的興奮を得ています。男性の浮気は、彼女への気持ちが冷めているわけではないケースが多いのはこのためです。もちろん、だからと言って浮気を許せるわけではありませんが….
勃起を持続できない

女性器に挿入しても、射精を迎えるまで勃起を持続できないED(勃起不全)の場合も、男性がエッチを拒む原因になります。男性にとってのセックスとは「男性器を女性器に挿入し、お互いの性器同士を刺激して射精すること」です。

EDによって勃起を持続できなくなってしまうと、セックスをできなくなってしまったと感じるほか、勃起は男性としての強さの象徴でもあり、彼女に自分の弱い部分を見せたくないという心理も働いています。

 これらの問題を解決することができるのが、ポリネシアンセックスです。

ポリネシアンセックスとは

ポリネシアンセックスとは、ポリネシアン地方を発祥とする性行為の方法の一つです。ポリネシアン地方と聞いてもあまり馴染みがないかも知れませんが、ハワイやニュージーランドを含むオーストラリアの北東に位置する島々のことを言います。

ポリネシアン地方ポリネシアン地方

ポリネシアンセックスは、男性器を挿入しても、最初の30分程度は結合部を動かさずに抱き合った状態を維持するというセックスの方法です。スローセックスとも言います。

肉体的な刺激よりも精神的な交わりを重視することで、お互いにより大きな快感を得ることができ、通常は射精の際の数秒しか持続しない男性のオーガズムが長時間持続するようになると言われています。

ポリネシアンセックスのための準備

ベッドルーム

ポリネシアンセックスには、ちょっとした準備が必要です。ですが、この準備のための一手間が、いつもと違う特別なセックスを予感させ、セックスへの期待感が高まります。

5日に1度の挿入

最初の4日間は、抱き合ってキスや身体を優しく愛撫するだけで、お互いの性器への直接的な愛撫は行いません。

ポリネシアンセックスでは、実際に挿入するという性行為を行う前に、お互いの気持ちを高めるための期間を設けます。

お互いの身体を愛撫し合い、キスをしていると、普段エッチに淡泊だったとしても、彼の男性器は勃起をし、あなたの中に挿入したい気持ちが芽生えてきます。

このとき「ちょっとだけ口でして」などとフェラチオをお願いしてくるかも知れません。ですが、それは彼の快感を損なうことになりますので、少し意地悪な笑顔で、やんわりと断りましょう。

エッチをする日を決めること、そしてその日まで我慢しなければいけないことで、今までやりたいときにできると思っていたエッチが、特別なものに変わります。

この期間は、一緒に住んでいないとなかなか難しいと思います。ですが、実際にポリネシアンセックスを実践している人達の経験上、この期間を省略しても十分な快感を得ることができます。
食事は食べ過ぎないように

ポリネシアンセックスを行う前の食事は少なめにします。食事のときにたくさん食べてしまうと、食べ物を消化するために血液が消化器官に集まって、身体や脳の感度が落ちてしまいます。同じ理由から、食後3時間程度時間をあけてから始めましょう。

スマホの電源はオフ!

ポリネシアンセックスは、肉体的な快感の高まりよりも精神的な快感の高まりを重視しますので、セックスに集中・没頭できる環境であることが大切です。

そのため、スマホのバイブ音だけでも気が散ってしまう原因になりますので、電源はオフにしておきましょう。また、余計な視覚情報も必要ありませんので、電気も薄明かり程度に抑えましょう。

リラックスできる環境をつくる

セックスでオーガズムを得るためには、精神的にリラックスしていることが大切です。ポリネシアンセックスを始める前に、温かいお茶やハーブティを飲んだり、リラックス効果のあるアロマなどを焚くのも効果的です。

ポリネシアンセックスの方法

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前戯

ポリネシアンセックスは、肉体的な快感よりも精神的な快感を得ることを重視します。前戯で強い刺激を与えて一気に興奮を高めるのではなく、前戯に1時間以上の十分な時間をかけて、ゆっくりと興奮を高めていきます。

手のひらの全面をべったりとつけて触るのではなく、手のひらの温かさが伝わるくらいの範囲で少し浮かせて、指先だけ触れるか触れないかの微妙な力加減で愛撫すると効果的です。

この前戯の時には、フェラチオやクンニリングスなど、お互いの性器に対する愛撫を解禁しても大丈夫です。フェラチオをするときは、激しく動かすのではなく、舌に力を入れずにやさしくゆっくりとネットリとした動きで彼を焦らしましょう。

 肉体的な刺激よりも、触れ合うことによる精神的な高まりを意識します。

挿入の仕方

1時間以上の十分な時間をかけて前戯をしたら、次はいよいよ挿入です。ポリネシアンセックスでは、挿入後、結合部を動かさずに、大きく呼吸をしてリラックスしながら抱き合って、一つにつながっている一体感を感じましょう。

男性器を膣に挿入した後は、30分は結合部を動かさずに、目を見つめ合ったり、抱きしめたりして愛情を確認し合います。

このとき、彼の男性器が萎えてしまいそうになったり、あなたの潤いがなくなってくるようなことがあれば、ゆっくりと動かして持続させます。ですが、彼の男性器が萎えてしまっても、そのまま挿入を続けていれば、強い快感とともに射精することができます。

30分以上結合部を動かさずにいても射精しない場合は、彼にゆっくりと腰を動かしてもらいましょう。

 ポリネシアンセックスは、勃起不全や早漏の男性にもお勧めの方法です。

初めての感覚に、彼も射精をコントロールすることができません。妊娠を望まない場合は、必ずコンドームを使用するなど、忘れずに避妊をしておきましょう。

お勧めの体位

ポリネシアンセックスには、特別な体位の指定はありません。ですが、なるべく触れ合っている面積が多い体位の方が精神的にも一体感を感じやすいため、接触面が少ない後背位(バック)や騎乗位はお勧めできません。

また、ポリネシアンセックスは長時間結合部を動かさずにいるため、女性が大きく脚を開く正常位の場合、股関節が痛くなってしまうことがあります。自然と体勢を入れ替えるか、負担がかかりにくい対面座位や側位がお勧めです。

ポリネシアンセックスの効果

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では、実際にポリネシアンセックスを実践した場合、男性と女性、それぞれどのように感じるのでしょうか。

男性の感想

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  • じっとしてると熱いものがネットリまとわり付いてきて絞られる感じがする。
  • 次第に沸き上がってくる感覚が、性欲というより愛しさって感じでスゴく良かった。
  • ポリネシアンセックスの不思議なところは、勃起力が弱まっても射精するところ。
  • 全身がドロドロになるような一体感。 射精の時、ドクドク…と1分ぐらい精液が出続けた。
女性の感想

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  • こんなに長く抱きしめてもらったのは初めて。涙が出そうなくらい幸せな気持ちになった。
  • 普通のセックスではイケなかったけど、ポリネシアンセックスで初めてイキました。
  • 時々入ってる感じがなくなって、でも中が熱くてドロドロ濡れてるのがわかった。
  • 彼のがどんどん奥に伸びて入っていって、先が子宮に溶け出してく感じ。
そのほかには、気持ちが良すぎてお互いそのまま寝てしまったなんていう失敗談も。射精のときの一瞬だけでなく次から次に波のようにオルガスムスが押し寄せてくる感覚を覚えるなど、男性の方がポリネシアンセックスの新しい感覚に衝撃を受ける方が多い傾向にあります。

もちろんめてのポリネシアンセックスで、このように感じられるとは限りません。彼と2人で工夫しながら、ポリネシアンセックスを楽しみましょう。

ポリネシアンセックスは、抱き合うこと、お互いの肌のぬくもりを感じ合うこと、肌と肌との触れ合いで愛を確かめあうことがセックスの醍醐味であり、ピストン運動による肉体的な快感を得ることだけがセックスではないということを感じさせてくれます。

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ポリネシアンセックスでマンネリ解消!
AVの影響からか、男性ほど「セックス=ピストン運動」という先入観にとらわれています。
新しいエッチの方法、新しい快感を2人で探すということは、新鮮な気持ちを呼び戻すことができます。特にエッチがマンネリ気味な2人には、お互いの愛情を確認し、信頼を深めることができるポリネシアンセックスをお勧めします。

【男性アンケート】デリケートゾーンの臭いについて

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