あなたは彼とのエッチの時に、オーガズムを迎えたことがありますか?
男性は自分のテクニックで女性をイカせることで、支配欲が満たされて満足感を得ます。ですが実際のところ、女性の性感を開発してオーガズムまで導くことができる男性は、そう多くはありません。
男性がより多くの満足感を得られるように、イケるカラダをつくる方法をご紹介します。
女性のオーガズムとは
オーガズム時のカラダの反応
性的興奮が絶頂に達してオーガズムを迎えると、女性のカラダには、心拍数や呼吸数、血圧の増大や、瞳孔の拡散などがみられ、脳からは快楽物質であるドーパミンとオキシトシンが分泌されます。
また、性器周辺の筋肉が素早くリズミカルに強く収縮します。女性がオーガズムを迎えることは、妊娠するために必須ではありませんが、この収縮のリズムは、男性の射精のリズムと同じリズムであり、精子を子宮まで届けるために射精を助ける役割があると言われています。
オーガズムの種類
女性のオーガズムには、主にクリトリス(陰核)への刺激によるものと、膣への刺激によるものの2種類があります。いわゆるクリイキと中イキです。また、中イキはさらに、Gスポットへの刺激によるものと、ポルチオ(子宮頸部)への刺激によるものの2つに分類されます。
イケる女性とイケない女性
男性にとって女性をイカせることとは
女性がオーガズムに達したときの表現は「頭の中が真っ白になり体がふわふわと浮く感じがする」というのが代表的です。その感じ方は様々ですが、とても気持ち良い状態であることは共通しています。
もちろん大好きな彼女を気持ち良くしてあげたいという気持ちが一番だとは思いますが、女性に最高の快感を与えることは、男性の支配欲を満足させて精神的な快感を得ています。
男性のセックステクニックは未熟?
中には自分だけが気持ち良くなれれば良いという男性もいますが、男性はエッチをするときに、パートナーの女性をイカせてあげたいと思っています。ですが、実際のところどんな女性でもイカせてあげられる男性はそう多くありません。
ここで問題になってくるのが、イキやすい女性と、イケない(イキにくい)女性がいることです。
つまり、男性は同じようにエッチをしているのに、相手によってイカせることができたりできなかったりするのです。
そうなると、オーガズムを迎えたことがない彼女に対して、はじめは自分のテクニックでイカせようとしますが、本当にイカせてあげられる男性はごく少数です。
彼が、自分だけイケば良いという手抜きセックスになる可能性もあります。
女性のオナニー事情
男性のオナニー
9割以上の男性は、思春期を迎える頃までにオナニーを覚えます。そして男性はオナニーを繰り返しながら、射精のタイミングを調節する方法を習得します。つまり、オナニーで来たるべきセックスの予行演習をしているのです。
女性も男性と同じようにオナニーで性感を高めることができます。
女性のオナニーに対する意識
オーガズムを得ることができない女性には、オナニーをしたことがないという女性が多い傾向にあります。その理由は、
- 別にしたいと思わない
- なんかむなしい
- やってみたけど気持ち良くなかった
- やってる人なんていないでしょ
という答えが返ってきます。
実際、女子会などでオナニーの話題になっても、なかなか「わたしはやってるよ」とカミングアウトすることもありませんよね。では、実際のところはどうなのでしょうか?
2009年8月に、女性誌「anan」の「みんなのSEX、わたしのSEX」という特集記事の中で発表されたアンケートを確認してみましょう。
Q.オナニーをしますか?
実に7割以上の女の子がオナニーをしたことがあると答えています。また、その頻度は「1週間に1回」が28%、「2〜3日に1回」が25%という結果になっています。
Q.オナニーでイキますか?
オナニーをしたことがある女の子に「オナニーでイキますか?」という質問をしたこの結果を見てみると「ほとんどイカない」人も含めると、94%の女性がオーガズムを得ることができています。
ですが、あなたがイクことで彼の満足感が上がるとしたらどうでしょうか?イクことができたら、エッチの世界が変わります。
ぜひ、オナニーで自分の性感を開発して、彼とのエッチでもオーガズムを得られるように訓練することをお勧めします。
※ 8月10日発売「anan」の特集は「SEXでキレイになる。」HKT48の指原莉乃さんのセクシーな表紙です。
オーガズムを得るためのオナニー
お勧めのオカズ
オカズというのは、オナニーをするときに興奮を高めるためのモノのことです。
特に女性は、性的興奮が高まっていないと胸やアソコを触っても気持ち良くなりにくいため「何が気持ち良いのか分からない」とむなしくなってしまいます。
妄想をオカズにする
女の子のオナニーのオカズの人気ナンバー1は、なんといってもやっぱり「妄想」です。なかでも、見知らぬ男性に無理矢理レイプされてしまう、彼と彼の友達の2人から同時に責められる3P、気になる先輩と学校やオフィスの会議室でのエッチなど、実際には起こらない、起きて欲しくないけど興奮するシチュエーションを思い浮かべるのがお勧めです。
もちろん、彼との気持ち良かったエッチを思い出してっていうのも捨てがたいですね!でも、元彼とのエッチを想像して、本当の彼とのエッチの時に、思わず名前を呼んでしまわないように気をつけましょう。
エッチな漫画をオカズにする
少し前までは、レディースコミックのエッチな漫画をオナニーのオカズにしている女の子が多かったのですが、最近ではスマホのサイトで試し読みできるところもあります。
イケメンとの禁断の情事やレイプ、縛られてしまうようなSMなどアブノーマルな内容から、思わず胸がキュンとなるような純愛ストーリーまで、意外とハマってしまうかもしれないドキドキの漫画が多いのも魅力です。
エッチな動画をオカズにする
男性のオナニーの主流はなんといってもアダルト動画。最近では、女の子向けのソフトなAVだけを無料で視聴できるサイトもあります。また、普段彼がどんなAVを観ているのか、男性向けをチェックしてみても良いかもしれませんね。
レンタルビデオ店に借りにいくような、恥ずかしい思いをしなくても観ることができますので、抵抗も少ないはずですから、チャレンジしてみましょう。
オーガズムを得るためのオナニーの仕方
はじめは胸や乳首を愛撫して、アソコが濡れてきた感じがしたら、指に唾や愛液をつけて、クリトリスをやさしく触ります。最初は中イキよりもクリイキを経験できることを目指します。
身体の中に快感が生まれたことを感じたら、クリトリスを触る指の力を強めたり弱めたり、動きを早めたり緩めたりしながら、その快感を高めていきます。この快感を極限まで高めることができたら、オーガズムを迎えることができます。
オナニーでの訓練は、この快感の高まりを意識してコントロールすることにあります。快感の高まりを意識してコントロールすることができるようになれば、彼とのセックスでもオーガズムを迎えることができるようになります。
オナニーに慣れてきたら
オナニーをすることに慣れてきたら膣に指を入れてみましょう。また、胸や乳首、クリトリスや膣だけでなく、身体の色々なところを愛撫して自分が感じるところを探してみるのも良いでしょう。
オナニーで使う道具
自分の手でオナニーをしていても、どうしてもイケないという場合は、なにかしらの道具を使ってみるのも一つの方法です。
代表的なモノには、ローター、バイブ、電気マッサージ器、ローションなど。電動歯ブラシの振動やシャワーを使う女の子もいます。
特に「電マ」と呼ばれる電気マッサージ器は、普通のマッサージ器として購入することができるため、こっそりオナニー用に持っているという女の子も結構います。
ですが、自分で自分の気持ち良いところを好きなだけ刺激できるオナニーでイクことに慣れてしまっても、彼とのエッチでイケなくなってしまいます。オナニーのしすぎには注意が必要です。
あくまでも快感をコントロールする方法を身につけることが大切です。