女性の3人に1人が水虫!?足白癬の症状と効果的な治療法

女性の足「水虫」と聞くと、男性の病気と思われがちですが、水虫(足白癬・あしはくせん)は、年齢や性別に関係なく感染・発症します。
水虫の原因である白癬菌は、非常に感染力が強く、第一三共ヘルスケア株式会社の調査によると、実に35%の女性が水虫を経験したことがあるという結果が出ています。かゆみだけでなく大変不潔な印象を与える水虫の症状の種類と予防法、効果的な治療法をご紹介します。

水虫とは

かゆさに耐える女性の足

水虫の原因

白癬菌水虫は、白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)の一種が、足の指の間や爪、足の裏などの皮膚の角質に入り込み、寄生することで発症します。
皮膚に白癬菌が感染すると、水疱や皮膚剥離、角質の肥厚化などを起こし、発赤や痛痒感をともなう特徴があり、皮膚の新陳代謝を上回るスピードで浸食するため、自然治癒はほぼ不可能であると言えます。

 水虫経験者の65.2%が再発に悩まされています。

水虫の種類

水虫は、皮膚に含まれるケラチンというたんぱく質を好むカビの一種、白癬菌の感染が原因です。感染する場所は足だけに限らず、また、かゆくないからといって、水虫でないとは安心できません。水虫には次のような種類があります。

水虫(足白癬・あしはくせん)
 

水虫といえばなんといっても足。水虫の原因である白癬菌は、高温多湿の環境を好むため、一日中靴を履いていると足の温度が上がり、汗による湿気と相まって、水虫が発症する確率が非常に高くなっていますが、手などあらゆる場所に同じように発症することがあります。

股部白癬(こぶはくせん)、陰金田虫(いんきんたむし)
 

水虫の原因である白癬菌が性器周辺に感染すると「股部白癬」一般的には「いんきんたむし」と言われます。症状としては、かゆみをともなった赤いブツブツやかぶれが現れます。いんきんたむしという言葉の響きから、男性特有の症状のように感じますが、女性にも同じように感染・発症します。

頭部白癬(白雲・しらくも)
 

頭部白癬は、白癬菌が頭部または髪の毛に寄生することによって起こる水虫の症状の一つです。重症化すると赤く腫れて化膿し、脱毛をともなうことがあります。白癬菌は高温多湿を好みますので、運動後やニット帽などで頭に汗をかいている状態で白癬菌に接触すると、感染の危険が高まります。

爪白癬(つめはくせん)
 

水虫の白癬菌が皮膚から爪の中にが侵入すると、爪白癬(爪水虫)になります。爪白癬になると、爪が白色や褐色に変色し分厚くなります。爪には神経がないため、かゆみや痛みを感じないという特徴があります。また、爪の中に入った白癬菌は一般の外用薬で治療することは非常に難しくなります。

水虫の症状

一口に「水虫」といっても、その症状の現れ方は一つではありません。水虫の症状には、大きく分けて次の4つの現れ方があります。

blanklong水虫の症状

blanklong1.  趾間(しかん)型水虫
 

しかん型水虫は、水虫の症状の中でも最も多く見られる症状で、主に足の指と指の間に発症します。しかん型水虫には、乾燥した皮膚がむける乾燥型と皮膚が赤くふやけてむける湿潤型の2つのタイプがあります。その強いかゆみから、掻くと傷になりやすい湿潤型の方が厄介な存在です。

2. 小水疱型水虫
 

小水疱型水虫は、主に足の裏や側面などに発症します。強いかゆみをともなう小さな水疱(みずぶくれ)が1個〜数個できます。また、場所がら水疱が破れてしまうことがよくあります。「水疱の中の液体から伝染するのでは?」と気になりますが、中の液体に白癬菌はいませんので、感染の心配はありません。

3. 角質増殖型水虫
 

角質増殖型水虫は、かかとをはじめとして足全体の角質がガサガサに硬くなり、ひび割れを起こすこともあります。かゆみがないので水虫だと自覚しにくいため、周りの人に感染させやすいタイプの水虫です。また、爪水虫を合併しやすいという特徴があります。

4. 爪水虫(爪白癬)
 

爪水虫は、前述の通り爪の中に白癬菌が寄生している状態です。爪の色が白色または褐色に濁って分厚くなるのが特徴で、かゆみを感じることはありませんが、爪の周りに炎症を起こして痛みを感じることがあります。角質増殖型水虫と同じく周りの人に感染させやすいタイプの水虫です。

水虫の原因である白癬菌は、非常にしぶとく、皮がむける、爪を切るなどして身体から離れた後でも生存しています。特に感染者自身に水虫の自覚がない場合は、家族や周りの人に感染させてしまうリスクが高まります。

水虫になりやすい人チェック

女性の足の裏

次にような人は、水虫になりやすい(白癬菌に感染しやすい)傾向にありますので、当てはまる人は、頻度を下げるなど予防のための注意をしましょう。

角質のケアをマメにする人

かかとや足の裏の角質を、軽石やファイル(皮膚用のヤスリ)などで削るなどのケアを小マメにしている人は要注意です。

白癬菌が角質の奥まで菌糸を伸ばして感染するまでの時間は、約24時間かかると言われています。角質ケアによって角質が薄くなっていると、それだけ早く感染しやすくなります。

ブーツやハイヒールが好きな人

白癬菌はなんと言っても高温多湿の環境を好みます。ブーツや革靴は、通気性が悪く中の温度が上がりやすく、また、汗をかいても外へ出て行きにくいため、容易に高温多湿の環境になります。

ハイヒールは、足のつま先に体重がかかるため汗をかきやすく、指と指が密着しているため、指の間に湿気が溜まり、白癬菌が好む環境を作ってしまいます。また、つま先に力がかかり続けると、爪がダメージを受けて爪水虫にもなりやすくなります。

ストッキングをよく穿く人

ストッキングも、ブーツやハイヒールと同様に足が高温多湿になってしまうのは、みなさんも想像できると思います。水虫のためにはストッキングよりもレギンスをお勧めしますが、帰宅後の部屋着では、フィット感のない通気性の良い衣服に着替えることをお勧めします。

指の開きが悪い人

指の開きが悪い人は、裸足でいても指の間が湿った状態のままになってしまいがちです。足の指を開く(よく動かす)ことは、水虫の予防以外にも様々な健康効果がありますので、指の開きが悪いなと思ったら、足の指を意識して動かして開く訓練をしましょう。

水虫の感染経路と予防法

花を乗せた女性の足

白癬菌は一度角質に入り込んでしまうと根絶するのが難しく、何度も水虫の再発を繰り返してしまう厄介な存在です。まずは、感染経路を把握して水虫を予防しましょう。

近親者からの感染

家族や恋人など、一緒に生活する人や一緒にいる時間が長い人が水虫の場合、感染する可能性が高くなります。なぜなら白癬菌は、足と足との接触から感染するというよりも、身体から剥がれ落ちた角質(垢)に残った白癬菌から感染するからです。

足の裏の角質は、裸足で歩いているだけでも知らず知らずのうちに剥がれ落ちています。つまり、水虫の人が裸足で家の中を移動しているだけで、白癬菌をまき散らしているようなものなのです。

特に、玄関マットやバスマット、絨毯、畳、フローリング、トイレのスリッパなどには角質が付着しやすいため、裸足で触れるだけで感染する可能性があります。

 家の中では自分専用のスリッパを履くことで白癬菌の拡散を防止できます。

外出先での感染

外出先での感染にも注意が必要です。不特定多数の人が裸足になるフィットネスジムや温泉、銭湯、サウナ、プールなどの脱衣所のマットや体重計などには、ほぼ白癬菌が付着していると考えて間違いありません。帰宅後に指の間を意識してもう一度足を洗っておくと安心です。

また、洋式トイレの便座から股部白癬(いんきんたむし)に感染する可能性も否定できません。

 洗うことが難しい時はアルコール入りの除菌シートで拭いておきましょう。

ペットからの感染

ペット(特にネコ)にも白癬菌が感染している可能性があり、ペットから水虫が感染することがあります。この場合、抱き上げたときに感染しやすいため、足だけでなく顔や首、腕などに発症する可能性が高くなります。

 ペットは抗菌作用のある薬用シャンプーで定期的に洗ってあげましょう。

足元は見られています。水虫の治療法

おしゃれな女性の足元

男性は、夏場を除いて女性の素足をなかなか見ることができません。そのためか、脚フェチならぬ足フェチの男性も多く、女性の素足はわたしたちが思っている以上に男性の注目を受けています。

女性の素足は、爪水虫や角質増殖型水虫も含め、水虫を見つけられてしまったら、一気にイメージダウンして嫌われてしまう大切なケアポイントです。

女性の社会進出が進んだ現在では、女性も長時間通気性の悪い靴を履き続ける機会が多くなり、足を取り巻く環境は男性と変わりありません。

ですが、一般的に「水虫は男性のモノ」というイメージは未だに根強く残っています。そのため女性の水虫は、男性だけでなく女性に対しても非常に不潔な印象を与えてしまいます。

水虫の治療法

水虫の治療は基本的に塗り薬で行います。ですが、爪水虫の場合、有効成分が白癬菌まで届きにくいため、飲み薬が用いられることがあります。

現在水虫の治療に用いられる飲み薬には、ラミシール錠イトリゾール錠があります。ですが、どちらも非常に副作用が多く、医師も処方の際には細心の注意を払っています。

ラミシール錠の副作用

胃部不快感、下痢、吐き気、腹痛、胃部膨満感、めまい、頭痛、食欲不振、味覚異常、発疹、かゆみ、乾癬様発疹、血清病様反応(蕁麻疹、発熱、関節痛)、蕁麻疹、紅斑、光線過敏性反応、顔面浮腫、リンパ節腫脹、多形紅斑、水疱性皮膚炎など

イトリゾール錠の副作用

胃の不快感や吐き気、嘔吐、腹痛、下痢の他、肝機能障害など

 どちらの薬も妊娠中や妊娠の可能性がある方は服用できません。

水虫にお勧めのケア用品

水虫対策の最終兵器!『クリアフットヴェール』

blanklongblanklong94%以上のお客様が実感!

角質層を柔らかくする「サリチル酸」の効果で、白癬菌の活動を抑え外へ押し出す「竹酢液(ちくさくえき)」が角質層の奥まで浸透。さらにCPL(環状重合乳酸)がお肌をガードして新たな感染を防ぎます。

水虫のケアには、最低3ヶ月、症状が治まってからも1ヶ月はケアを続けなければ白癬菌を完全に根絶することができません。最大20%OFFの定期コースがお得です。(もちろん単品購入も可能)

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女性でも安心!肌を守りながら水虫菌を強力殺菌『クリアフットヴェール』

 爪水虫に効く!浸透力特化型ネイルケア『クリアネイルショット』

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クリアネイルショットは、硬くなった爪を柔らかくして有効成分の浸透を促す「スクワラン」「アボガドオイル」を配合。飲み薬に頼らずに改善することを可能にしました。

「竹酢液(ちくさくえき)」「テルピネン4オール」「α-テルピネオール」「シトラール」「シトロネラール」などの有効成分が白癬菌の活動を抑え、カサついた爪をなめらかにします。また、より早く健康的に爪を育む「ポリアミン」も配合しています。

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超本気で「爪水虫」を改善したい人限定!『クリアネイルショット』

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水虫の予防にも効果的!『コラージュフルフル泡石鹸』

blanklongblanklongデリケートゾーンのニオイだけじゃない!

デリケートゾーンのニオイの原因の一つである細菌や真菌(カビ)の繁殖。コラージュフルフル泡石鹸は、真菌(カビ)と細菌をW抗菌できる薬用石鹸です。

コラージュフルフル泡石鹸に配合されている抗真菌(抗カビ)成分の「ミコナゾール硝酸塩」は、水虫の治療薬にも配合されている抗真菌(抗カビ)成分です。

白癬菌が角質の内部に入り込み、発症するまでには約24時間かかると言われています。毎日のお風呂で身体を洗うときに、ミコナゾール硝酸塩を配合したコラージュフルフル泡石鹸を使うことで、より確実に水虫の感染を予防することができます。

 参考記事:コラージュフルフル泡石鹸、すそわきがの毎日のケアはこれ!

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症状が治まっても1ヶ月はケアの継続を!
水虫の原因である白癬菌は高温多湿を好みます。よって夏に活動が活発になって症状が強く出て、冬には活動が減るため治ったかのように症状がなくなります。
白癬菌を根絶する前にケアを中断してしまうことが、水虫が再発する最大の原因です。外部からの感染に注意しながら、しっかりとケアを継続して水虫を完治させましょう。

【男性アンケート】デリケートゾーンの臭いについて

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