ちゃんと実践してますか?動画で確認する正しい洗顔

洗顔する女性正しい洗顔の仕方なんて「今まで何度も見たり聞いたりしてるから、今さら必要ないよ」そう思っている人に限って、未だに間違った洗い方をしていることが多いのです。毎日行うことですので、お肌へのダメージは確実に蓄積されていきます。
「たかが洗顔、されど洗顔」
間違いやすい洗顔の方法を、もう一度確認しておきましょう。

洗顔の間違いやすいポイント

顔をすすぐ女性

女性誌やテレビ、インターネットでも、ことあるごとに特集される正しい洗顔の方法。普段からスキンケアに気を遣っている人には、とくに目新しい情報が書かれていることもないかもしれません。

ですが、それだけに「こんな感じでしょ」と分かったつもりになってしまうことが多いのです。それでは、洗顔の間違いやすいポイントを確認してみましょう。

 泡立ちが足りない

洗顔料の洗浄力は泡の力です。そのことを知らないときは、手に取った洗顔料を、顔を擦りながら泡立てていた人も多いのではないでしょうか。ですが、泡立てが大切ということを知っても、まだまだ泡立てが足りずに顔を擦っている人が多い傾向にあります。

 すすぎが足りない

洗顔において「すすぎ」はとても重要です。洗顔料が顔に残っていると、洗浄成分がお肌に悪影響を与えてしまうほか、細菌が繁殖する温床にもなってしまいます。また、洗顔料が顔に残っている状態だと、その後の化粧水や乳液も意味をなさなくなってしまいます。

 タオルで擦っている

なにかと慌ただしいお出掛け前の洗顔など、ついついタオルで顔を擦って拭いていませんか。せっかく泡をのせて刺激を与えないように洗顔をしても、最後に気を抜いてタオルで擦ってしまっては意味がありません。

正しい洗顔の仕方を知っているはずなのに間違った洗顔方法をしてしまう原因は「自分の中でこんな感じかな?」と勝手に判断してしまい、正確に理解できていないことが挙げられます。動画をもとにビジュアル的に確認してみましょう。

正しい洗顔の仕方

頬に泡をのせる女性

石鹸で手を洗う

洗顔を始める前に、まずは、しっかりと手を洗います。汚れた手で洗顔をすることは洗顔効果を弱めてしまうだけでなく、手をキレイに洗うことで、洗顔のための泡立てがしやすくなります。

ぬるま湯で顔を洗う

両手ですくったぬるま湯を、そのまま顔に当てるようなイメージで顔を洗います。最初にぬるま湯で顔を洗うことで、ほどよく毛穴が開いて余分な皮脂や汚れが落ちやすくなります。

洗顔料をしっかり泡立てる

次に、洗顔料をしっかり泡立てます。この泡立て作業ですが、間違いが起こりやすいポイントです。本当に必要なキメの細かい泡の量と、みなさんが泡立てたと思っている泡の量との違いを、動画で確認してみましょう。

手だけを使った泡立て方の参考動画

泡立てネットを使った泡立て方の参考動画

 

いかがしょうか?洗顔の行程は、この泡立ての仕方で決まると言っても過言ではありません。動画を確認して、洗顔のために理想的な泡の質や量と、あなたが普段泡立てている泡とを比べてみましょう。
泡立てた泡を顔にのせる

次に、いよいよ泡立てた泡を顔にのせていきます。洗顔料の洗浄力は、泡がお肌に触れるだけで発揮されます。お肌に触れた泡が、お肌の余分な皮脂や汚れを溶かして吸収し、排出させてくれます。擦る必要はありません。

泡でパックをするイメージで、皮脂が多いTゾーン(鼻・額)から、頬、フェイスライン、口の周り、最後に目の周りの順に泡をのせていきます。力が入りにくい中指と薬指を使って、肌に直接指が当たらないように小さな円を描くように動かします。

 お肌に必要な皮脂を取りすぎないよう1分〜1分半を目安に手早く行います。

正しい洗顔の参考動画

ぬるま湯でしっかりすすぐ

洗顔の時にお肌を擦ってしまうことが多いのが「すすぎ」です。正しいすすぎの仕方は、両手ですくったぬるま湯を顔にあてるイメージです。顔を左右に傾けて部分的にすすいでいきます。

お肌に残った泡は、お肌にとって悪影響しかありません。特に髪の生え際やあご周りのフェイスラインには泡が残りやすいのでしっかりすすぎましょう。

 すすぎの回数は最低でも20回以上を目安にしっかり泡を落としましょう。

顔を拭く

顔を拭くときは擦らずに、柔らかく肌触りの良いタオルで軽く押さえるように水分を吸収させていきます。せっかく正しい洗顔を心掛けているのですから、最後まで気を抜かずに丁寧に拭きましょう。

正しい洗顔方法をお勧めする理由

垢スリに行くと、消しゴムのカスのようにボロボロと垢が出てきますよね。そのイメージから、洗顔の際にも「ゴシゴシと擦って垢を落とさなければ」と思われるかもしれません。

ですが、本当に必要のない古い角質などは、何もしなくても私たちが気づかないうちに剥がれ落ちてしまいます。ゴシゴシ擦る必要はありません。

お肌の自浄作用と洗顔料の役割

わたしたちのお肌は、うるおいを保つ角質層の細胞間脂質(セラミドなど)や天然保湿成分(NMF)を含んでいます。また、乾燥やアレルゲン(アレルギーの原因物質)からお肌を守るために皮脂でコーティングするという、身体がはじめから持っている自浄作用で守られています。

ゴシゴシ擦る洗顔や長すぎる洗顔、1日の回数が多い洗顔などは、お肌の表面の角質を傷つけ、皮脂を取り過ぎてしまいます。これらの方法は、お肌が持っている保湿作用や保護作用を損ない、無防備にしてしまうことになります。

洗顔料を使った洗顔は、ぬるま湯だけの洗顔では落とすことができない酸化した皮脂や汚れ、クレンジングで落としきれなかったメイクなどを落とすことが目的です。

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ポイントは毎日の繰り返し
あなたの洗顔方法は、正しくできていましたでしょうか?
洗顔の目的は、皮膚が持っているお肌の保護作用を損なわずに、余分な皮脂や汚れを落とすことです。間違った洗い方を毎日繰り返し、お肌を傷つけて保護機能を失わせてしまうことは、敏感肌やオイリー肌の原因になります。こんな洗い方は面倒臭いと思っているあなたは、考え方を改めた方が良いかもしれません。

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