「キャピキシル」女性にも安心?気になる発毛効果と副作用

薬液女性の脱毛症は、原因や症状の違いによっていくつか種類があります。
なかでも多いのが、男性によくみられる男性型脱毛症(AGA)の女性版である女性男性型脱毛症(FAGA)、いわゆる「びまん性脱毛症」です。
びまん性脱毛症にも効果がある成分にミノキシジルがありますが、女性には副作用が心配です。ミノキシジルの3倍の効果と言われているキャピキシルの、女性への効果と副作用の有無をご紹介します。

女性特有の「びまん性脱毛症」とは

薄毛に悩む女性

びまん性脱毛症の症状

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  • 最近髪が細くなった気がする
  • 髪の毛全体のボリュームが減ってきた
  • つむじや分け目の地肌が目立つようになってきた

このような症状を感じていたら、女性特有の脱毛症「びまん性脱毛症」の可能性があります。

「びまん(瀰漫)」とは、広がる、はびこる、蔓延するという意味があり、頭頂部や髪の生え際に集中して起こる男性型脱毛症(AGA)に対して、頭髪全体が薄くなる女性男性型脱毛症(FAGA)のことを「びまん性脱毛症」と言います。
びまん性脱毛症のメカニズム

では、このようなびまん性脱毛症は、どのようなメカニズムで起こっているのでしょうか。

女性の身体にも存在する男性ホルモンであるテストステロンは、5αリダクターゼという還元酵素と結びつくことによって、ジヒドロテストステロン(DHT)というより強力な男性ホルモンに変化します。

blanklongジヒドロテストステロン

blanklongそして、このジヒドロテストステロンが毛母細胞に入って男性ホルモン受容体(レセプター)と結びつくと、毛母細胞の細胞分裂が活発に行なわれなくなり、ヘアサイクルが乱れて発毛や頭髪の成長を妨げてしまいます。

これが、男性型脱毛症(AGA)や女性男性型脱毛症(FAGA)いわゆる「びまん性脱毛症」が起こるメカニズムです。

男性型脱毛症(AGA)と女性男性型脱毛症(FAGA)の違い

同じメカニズムを持つ男性型脱毛症(AGA)と女性男性型脱毛症(FAGA)ですが、ではなぜ男性と女性では脱毛の症状に違いがあるのでしょうか。

男性ホルモンであるテストステロンが、ヘアサイクルに影響を与えて脱毛の原因になるのに対して、女性ホルモンであるエストロゲンには、毛髪を育てる働きがあり、ヘアサイクルを長くする働きがあります。

女性のテストステロンの血中濃度は男性の20分の1と少ないため、女性ホルモンの分泌が正常に行われていれば、エストロゲンの働きによって脱毛を抑えることができます。ですが、加齢やその他の原因で女性ホルモンの分泌量が減少することで、脱毛を抑えることができなくなってしまうのです。

 女性男性型脱毛症(FAGA)は、女性ホルモン減少が原因で起こります。

AGAもFAGAも原因は同じ
男性ホルモンが優位な男性の症状が、髪の毛が抜け続けて完全に頭皮が露出してしまうのに対して、女性の場合は、女性ホルモンが減少したとしても一定量は分泌されているため、頭髪全体のボリュームが少なくなるという症状になるのです。
これが、原因は同じ「ジヒドロテストステロン」でも、男性と女性で現れる症状が異なる理由です。

女性の育毛事情

女性の代表的な抜け毛、薄毛の症状である「びまん性脱毛症」ですが、その原因は、男性型脱毛症(AGA)と同じジヒドロテストステロン(DHT)であることが分かりました。

では、たくさん販売されている様々な男性用治療薬・育毛剤は、女性のびまん性脱毛症にも、同じように効果が期待できるのでしょうか。

答えは「ノー」です。

女性の使用に注意が必要な成分
フィナステリド
 

男性型脱毛症(AGA)の治療薬に使われる「フィナステリド」という成分は、2型5αリダクターゼの働きを抑制する働きがあります。つまり、テストステロンと2型5αリダクターゼが結合し、ジヒドロテストステロンがつくられることを防ぐことができるのです。

脱毛の原因となるジヒドロテストステロンですが、わたしたちの身体にとってまったく必要がないわけではありません。もともと男性ホルモンが少ない女性がフィナステリドを使用・服用すると、ホルモンバランスを崩してしまうほか、妊娠中の場合、胎児の発育にも悪影響が及ぶ危険性がありますので使用できません。

 フィナステリドは皮膚からも吸収されます。使用・服用だけでなく女性が触れることにも注意が必要です。

ミノキシジル
 

男性型脱毛症(AGA)の治療薬に使われる「ミノキシジル」という成分は、もともと高血圧の緩和のために血管拡張剤として開発された成分です。ですが、ミノキシジルを服用している人に発毛効果が認められたため、外用育毛剤として転用されるようになりました。

ミノキシジルの血管拡張作用によって頭皮の毛細血管が開くことで、滞っていた毛乳頭や毛母細胞への栄養供給が活発になります。これによって発毛や髪の毛の成長が促進されるというのが、ミノキシジルの発毛効果です。

 ミノキシジルを配合した外用薬には、男性用と女性用があります。

高い発毛効果を持つミノキシジルですが、塗布した頭皮にかゆみやかぶれ、湿疹などが出る副作用があることが確認されています。また、もともと血管を拡張して血圧を下げる成分のため、低血圧や頭痛、めまい、不眠、冷え、食欲不振、嘔吐、下痢、動悸、息切れなどを起こす可能性があります。
女性が使用する場合の注意点
女性は男性よりミノキシジルの濃度が低くても十分な発毛効果がみられるため、女性用は男性用に比べて濃度が低くなっています。女性が男性用の高濃度のミノキシジルを使うと、体毛が濃くなるなど副作用の影響を受けやすくなります。また、妊娠・授乳中の場合は、胎児や乳児の循環器系に悪影響を及ぼす可能性があるため、使用できません。

育毛成分キャピキシル(Capixyl)とは

キレイな髪の女性

現在、女性でも安心して使える発毛成分として、キャピキシル(Capixyl)という成分があります。

キャピキシルは、カナダの化粧品開発会社であるルーカスマイヤーコスメティックス社(LUCAS MEYER COSMETICS)が開発した、アカツメクサ花エキスアセチルテトラペプチド-3という成分を主体とする育毛成分です。

キャピキシルの成分

アカツメクサ花エキス

アカツメクサ「アカツメクサ」は、ヨーロッパ原産のハーブの一種である「レッドクローバー」の和名で「ムラサキツメクサ」とも呼ばれ、古くから薬用として使用されてきました。
アカツメクサ花エキスに含まれるイソフラボンは、発毛・育毛に重要な役割を持っている女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きを持っていることが知られています。

アカツメクサ花エキスの効果

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  • 美肌効果
  • 骨粗しょう症の予防効果
  • コレステロール値を下げる効果
  • 呼吸器の感染症を予防する効果
  • 5αリダクターゼ還元酵素を阻害する効果
アカツメクサ花エキスに含まれている「ビオカニンA」という成分は、脱毛男性ホルモンジヒドロテストステロン(DHT)を生成する5αリダクターゼ還元酵素を阻害する効果が確認されています。

また、エストロゲンの分泌を促進し、更年期障害の症状の緩和や肌トラブルの改善など、女性の美容と健康に役立つ効果があるアカツメクサ花エキスは、女性ホルモンが減少することで起こる女性男性型脱毛症(FAGA)の改善に高い効果が期待できます。

アセチルテトラペプチド-3

アセチルテトラペプチド-3アセチルテトラペプチド-3は、4種のアミノ酸で構成され、細胞外の超分子構造体の細胞外マトリックスを修復する作用があるペプチドの一つです。
簡単に言うと、火傷や炎症の修復の際に細胞分裂を活発化させ、回復力を高める効果があるのです。頭皮に使用することで、毛乳頭周辺の傷ついた毛母細胞が修復・活性化されます。

ペプチドとは

ペプチドとは、2つ以上のアミノ酸のペプチド結合によってできた化合物で、アミノ酸とたんぱく質の中間の性質を持つ成分です。その種類によって様々な健康作用が期待できます。

アセチルテトラペプチド-3のほかには、高血圧を予防する効果がある「イワシペプチド」、骨粗しょう症や生活習慣病の予防・改善効果がある「魚肉ペプチド」、筋肉の修復・増強や免疫機能の増強強化に効果がある「ホエイペプチド」などが有名です。

アセチルテトラペプチド-3には、種々の原因によって衰退した毛母細胞を修復することによって、ヘアサイクルを正常に戻す働きがあります。

キャピキシルの効果と副作用

キャピキシルの開発元であるルーカスマイヤーコスメティックス社の実験によると、ミノキシジルとキャピキシルを、培養された細胞組織に同条件で実験した結果、細胞組織の発毛反応がキャピキシルの方がミノキシジルの3倍得られた」という結果があります。

キャピキシルの育毛効果

ミノキシジルの発毛・育毛作用が、血管を拡張することで、滞っている頭皮の血流を改善し、毛乳頭や毛母細胞への栄養供給を活発化させるモノであるのに対して、キャピキシルの発毛効果は、アカツメクサ花エキスの「女性ホルモンの働きを補い、5αリダクターゼ還元酵素を阻害する働き」と、アセチルテトラペプチド-3の「細胞分裂を活発化させ、傷ついた細胞の回復力を高める働き」の相乗効果によって生み出されます。

 2つの成分の効果の違いは、発毛に対するアプローチの違いと言えます。

キャピキシルの方がミノキシジルより効果が高いからといって、キャピキシルの方が刺激が強い成分というわけではありません。

キャピキシルには、ミノキシジルのような副作用はなく、女性にも安心して使用することができます。

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曖昧な表現に注意!
キャピキシルには、ミノキシジルのような副作用の報告はありません。ですが、キャピキシルの解説をしている記事には「ペプチドだから安心」「天然成分だから安心」などという説明がされているものがあります。
ですが、ヘビやサソリなどの生物毒もペプチドの一種であり、トリカブトの毒も天然成分です。曖昧な表現には注意しましょう。

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