【ダイエット】男女のギャップのない女性の理想の体脂肪とは。

ダイエット、してますか?
ここで質問です。あなたはダイエットの最終目標をどこに設定していますか?
ダイエットの目標に無理があると、失敗してリバウンドしやすいばかりでなく、健康や美容を害してしまうことにもなりかねません。
男性の意見を元に検証した、女性の理想の体脂肪率をご紹介します。

医学的な理想の体脂肪率

日本人女性の体脂肪率の指標

日本人女性の体脂肪を、年齢別に「痩せ・標準(ー)・標準(+)・軽肥満・肥満」に分類したものが次の表になります。

年齢 痩せ 標準(ー) 標準(+) 軽肥満 肥満
〜13歳 〜14% 15~24% 25~33% 34~37% 38%~
14〜17歳 ~17% 18~26% 27~35% 36~39% 40%~
18〜39歳 ~20% 21~27% 28~34% 35~39% 40%~
40〜59歳 ~21% 22~28% 29~35% 36~40% 41%~
60歳〜 ~22% 23~29% 30~36% 37~41% 42%~

この表で言う「痩せ・標準・肥満」の分類は、体脂肪によって身体への負担があるかどうかによって行われています。つまり、標準(ー)、標準(+)の範囲では身体に負担はない(少ない)状態であり、痩せ、軽肥満、肥満は、いずれも身体に負担がかかっているということになります。

また、最も多くダイエットをしている年齢層である18歳〜50歳辺りに注目してもっとシンプルに見てみると、次のようになります。

  • 体脂肪率20%以下:痩せ
  • 体脂肪率21%〜35%:標準
  • 体脂肪率35%〜:肥満

 医学的に健康的な体脂肪率は21%〜35%の範囲ということになります。

体脂肪別の注意点と男性の印象

痩せ:体脂肪率20%以下

痩せ型・20%以下の体脂肪率は、腹筋の筋がくっきりと浮かび、主に陸上選手などに見られる体脂肪率です。厳しいトレーニングと食事制限によって維持されています。
グラビアアイドルの熊田曜子さんは、体脂肪率16.8%と言われているほか、Instagramで見事なウエストを披露していたダレノガレ明美さんも体脂肪率20%以下ではないかと思われます。

健康面の影響

体脂肪率20%以下の体型は、身体には栄養不足と認識されてしまいます。摂取された栄養素を生命維持に優先的に送ってしまうため、特別なケアを続けていないと髪の毛やお肌のハリ・ツヤがなくなったり、生理不順などの体調不良を起こす可能性があります。

男性の印象

男性の人気度:

  • 女の子で腹筋が割れているのはちょっと…
  • 不健康に見える、痩せすぎ
  • 幼児体型に見える、もっと女性らしさが欲しい
  • エッチの時骨が当たって痛い
体脂肪率が低いとお尻の脂肪も少なくなってしまうため、ウエストの「くびれ」ができずに幼児体型に見えてしまいます。熊田曜子さんのような豊かなバストでもない限り、体脂肪率20%以下の身体は男性に貧相な印象を与えてしまいます。

標準(ー):体脂肪率21~27%

標準(ー)・体脂肪率21%〜27%の体脂肪率は、腹筋の筋がうっすらと浮かび、程よくついた脂肪がウエストのくびれをつくっています。女性らしさをそこなわずにスリムな印象を与えます。
多くのファッションモデルやグラビアアイドルの中でも細身な部類に入る体型です。維持するためには適度な運動とバランスの良い食事の継続が必要です。

健康面の影響

体脂肪率21〜27%の体型は、健康を維持するための最低限の脂肪は蓄えられていますので、髪の毛やお肌、生理などに悪影響を与える心配はありません。

男性の印象

男性の人気度:

  • 一番理想的。
  • ダイエットにうるさそう
  • 彼女だったら自分のポッコリお腹が引け目に感じる
  • キレイだけどエロさが足りない
男性に最も人気が高い体型ですが「ダイエットのために一緒に食事をしてもあまり食べないのは嫌」「自分にもダイエットを求められるのではないか」など、マイナスのコメントもあります。体脂肪率21〜27%を維持することは大変ですが、彼にあまり意識をさせないように注意しましょう。

標準(+):体脂肪率28~34%

標準(+)・体脂肪率28%〜34%の体脂肪率は、腹筋の筋はほとんど分からず、下着や水着の締め付けに少しお肉が乗るイメージでふっくらとしたお尻がウエストのくびれをつくっています。
横から見るとお腹のふくらみが少し気になりますが、女性らしく健康的な印象を与えます。男性の言うポッチャリはこの体型になります。最近はこのくらいのぽっちゃりグラビアアイドルが人気のようです。

健康面の影響

体脂肪率28〜34%の体型は、健康を維持するための十分な脂肪が蓄えられていますので、髪の毛やお肌、生理などに悪影響を与える心配はありません。ですが、気を抜くと次の軽肥満へと進んでしまいますので注意が必要です。

男性の印象

男性の人気度:

  • 全然オッケー
  • むしろ大好物
  • お腹のお肉をプニプニしたい
  • 抱きしめた時のやわらかさが良い
意外にも男性に人気が高かったのが、標準(+)の体型です。スリムな体型よりも、程よく丸みを帯びた体型に女性らしさを感じる男性が多いようです。ダイエットをする場合は、まずこの標準(+)の体型を目標にしましょう。

軽肥満:体脂肪率35~39%

軽肥満・体脂肪率35%〜39%の体脂肪率は、お腹全体が脂肪に包まれてウエストのくびれがなくなっています。
多くの女性が「ダイエットしないとっ!」とあせり出す体型です。
また、多くの男性にポッチャリとして受け入れられるのは標準(+)まで。健康面だけでなく男性の目を基準に考える場合でも、ダイエットが必要と言えるでしょう。

健康面の影響

体脂肪率35〜39%の体型は肥満への入り口です。これ以上太ってしまうと、高血糖や高血圧、高脂血症などの生活習慣病をはじめ、さまざまな婦人病のリスクが大幅に上昇します。健康のためにもダイエットを考える必要があります。

男性の印象

男性の人気度:

  • 普通と思っててこれだったらショック
  • 顔がタイプだったらなんとか我慢できるかも
  • 風俗でパネマジくらった時に良く見る腹
  • デブだね
意外にも高評価だった標準(+)に比べ、軽肥満になると男性の印象は一気に悪くなります。軽肥満は、男性の目にはポッチャリではなくデブに映るようです。健康面からもダイエットを始めることをお勧めします。

肥満:体脂肪率40%〜

肥満・体脂肪率40%〜の体脂肪率は、お腹全体が厚い脂肪に包まれて下着や水着の上に乗ってしまいます。
ここまで来ると、健康面においても重大な影響が出てきます。
もちろん、男性からも不評。
「わたしは男性の目なんて気にしないの」という場合でも、健康面からダイエットを始めることをお勧めします。

健康面の影響

生活習慣病や婦人病などの体脂肪率35〜39%に見られる影響に加え、体重増加による腰やヒザへの負担増によって腰痛や変形性膝関節症を起こす原因となるほか、心臓への負担増や睡眠時無呼吸症候群の原因にもなってしまいます。

男性の印象

男性の人気度:

  • ああ、これはもうないね
  • 女を捨ててるね
  • お母さんにしか見えない
  • マニアには需要あるんじゃない?
体脂肪率40%以上の体型は、一部のマニアを除いて男性には不評です。また、医学的に見ても完全に肥満。健康面においてもすぐにダイエットを始めることをお勧めします。

理想のスタイルの男女のギャップ

女性の理想のスタイル

歪んでしまう理想

ちょっとでも気を抜くと、お腹や太股、二の腕、顔など、すぐにお肉がついてしまいますよね。そのため、女性には常に「ダイエットをしなくては…」という強迫観念があります。

そのため、ダイエットに成功した人は尊敬と羨望の対象になります。そして、その代表となっているのが、テレビやファッション雑誌で見るモデルさんで、多くの女性が「キレイ」「かっこいい」という憧れを持ってダイエットの目標としています。

多くのモデルさんの体型は、体脂肪率20%以下の「痩せ」の体型となります。実はこの体型は、女性として健康で美しい体型と言うより、着ている「洋服」をキレイに見せる体型だと言えます。
エスカレートするダイエット

ダイエットに成功した女性が注意しなければいけないのが、細ければ細いほど良いと勘違いしてしまい、周りから見ると痩せすぎて不健康で魅力のない体型になってもダイエットを続けてしまうことです。エスカレートすると健康を損なってしまうこともあります。

男性の理想のスタイル

男性の本能的な感覚

男性の好みも様々ですので一様には言えませんが、女性が目標とするモデルさんのようなスタイルは、男性にあまり人気がありません。

なぜなら男性は本能的に妊娠・出産に適した体型を好むようになっているからです。

モデルさんのような細い身体が好まれるようになったのは戦後のことで、戦前までは女性にとって子供を産むことが重要視されていたため、断然ふくよかな女性が好まれました。

セックスを意識する男性

痩せた身体の女性はセックスの際に骨が当たって痛いという経験をしたことがある男性も多く、逆に肥満体型の場合は、抱きしめたときにつきすぎた脂肪が固く感じます。

今回のアンケートによって、男性は抱きしめたときに心地よい、程よく脂肪がついている標準(+)のスタイルを好む傾向にあるということが分かりました。

まずは「標準(+)」を目標にしましょう
ダイエットが失敗してしまう理由の1つは、始めから目標が高すぎること。健康面・男性の理想からみても、まずは体脂肪率28%〜34%の標準(+)を目標にしましょう。
そこまで落とすことができれば、運動もバランスの良い食生活も習慣になっているはずです。さらに標準(ー)を目指すのであれば、常に客観的にスタイルを確認して、痩せすぎに注意しましょう。

お勧めのダイエット方法

ダイエットの目的を明確にする

あなたが「ダイエットをしないとっ!」と思っている理由は何ですか?

何度もダイエットに失敗している人に共通しているのは、明確な目標がないこと。

「体重を○○kgにする!」というのは、明確な目標ではありません。何のために体重を○○kgにしたいのか、それを明確にしておくことがダイエットを成功させるためにはとても大切なことです。

ダイエットには、思うように体重や脂肪が落ちない「停滞期」が必ず存在します。そんなとき、明確な目標を持っていないと、ついダイエットに挫折して、しばらくするとまた別のダイエット方法に手を出すという悪循環におちいってしまうのです。

 参考記事:ダイエットが続かない!何度も失敗する人が知っておきたいこと

必ず運動を取り入れる

ダイエットの目的は、ただ単に体重やサイズを落とせば良いというわけではありませんよね。目標の体重・サイズまで落とすことができたら、それを維持できなければ意味がありません。太りにくい身体になるためには、基礎代謝を高めることが重要になります。

 基礎代謝を高めるためには十分な筋肉量が必要です。

筋肉量が必要だからといっても、もちろんボディビルダーのような筋肉質な身体をつくるわけではありません。ウォーキングやジョギングによって脂肪を燃焼させることを心掛けていれば、必要な筋肉量を保つことができます。

極端な食事制限によるダイエットは、脂肪だけでなく筋肉量も減少させてしまいます。筋肉量が減少することによって基礎代謝も低下してしまうため、一時的に体重やサイズを落とすことができても、太りやすい身体になってしまうのです。

脂肪の燃焼を助けるサプリメント

ウォーキングやジョギングといった運動で脂肪を燃焼させるといっても、簡単ではありません。そこでダイエットの強力な助っ人となるのが、ダイエットサプリメントです。

運動を続けながらダイエットサプリメントを飲むことで、食事制限によって体調を崩したり筋肉量を落とすことなく体重やサイズを落とすことができるため、ダイエットを成功させやすくなります。

もちろんダイエットサプリメントを飲んでいるからといって、甘い物や脂っこいものを食べ過ぎても良いわけではありません。バランスの良い食事を心掛けましょう。

ダイエットサプリメントには、食欲抑制タイプやデトックスタイプ、吸収抑制タイプ、脂肪燃焼タイプなど、それぞれ特徴があります。

ついつい食べ過ぎてしまう場合は食欲抑制タイプや吸収抑制タイプ、とにかく脂肪を落としたい場合は脂肪燃焼タイプ、毒素や老廃物を排出して代謝を上げたい場合はデトックスタイプなど、目的に合わせたサプリメント選びが大切です。

 参考記事:「シボヘール」お腹の脂肪を減らすダイエットサプリの効果と口コミ

 参考記事:ダイエットサプリメントの種類と効果。目的別の効果的な選び方

【男性アンケート】デリケートゾーンの臭いについて

最後までお読みいただきありがとうございました

以下のソーシャルメディアボタンをタップすると、この記事を友達と共有することができます。


この記事はお役に立ちましたでしょうか?
これからもみなさんのお役に立つ情報を更新していきますので、応援よろしくお願いします。